Japan Illini Club

University of Illinois Registered Alumni Association in Japan
What's new @ JIC
What's happening at UIUC, what's going on at JIC. Your news articles or photos are welcome to send to the editors.
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日本館の創設者の佐藤昌三先生を偲ぶ会を2025年8月1日4:30PM (米国中部標準時夏時間,日本時間では2025年8月2日午前6時半)に開催いたします.日本からもオンラインで参加できます.プログラム等の詳細は,以下に引用したイリノイ大学のHPでご確認の上,オンラインで参加する場合はHP中に記載のリンク「Click here to join the zoom material」の部分をクリックしてください.

2025年7月6日(日)11:30〜15:30 ,イリノイ大学日本同窓会の2024年度年次総会とリユニオンパーティ2025を東京・千代田区のグッドビューダイニングで行い,同窓生と在学生51名の皆さんが集まりました.

参加者全員の集合写真

古市会長による開会の挨拶の後,会長の司会により年次総会が行われ,昨年度の活動報告,収支報告の後,会則の変更について矢部副会長から発議があり,承認されました.会則変更の要点は,理事会組織のスリム化による今後のイリノイ大学日本同窓会の持続的運営の容易化で,理事会で繰り返し議論された後大幅な会則変更案が承認されました.続いて,変更された会則に基づき,最大任期(3期6年)を迎えた古市会長の退任と,矢部会長の新任,小助川副会長と小原副会長の留任,和志武副会長と西村副会長の新任,生井澤会計幹事と柘会計幹事の新任が発議され,承認されました.なお,その他10名の理事については来年の年次総会で決定することと決まり,それまでは現行理事が継続することとなりました.

なお,年会費の徴収については今後定期支払いを原則とし,Peatixを使って行うこととなりました.8月から準備ができる予定ですので,メールマガジン等での通知をご確認くださいますよう,よろしくお願いいたします.

古市会長

矢部新会長

和志武新副会長

西村新副会長

新役員体制の一部

当日のプログラム(クリックするとPDFをダウンロードできます)

続いて,5月にご逝去された佐藤昌三先生を偲び小峰会長の音頭により献杯した後,リユニオンパーティが始まり,久しぶりに集った同窓生で歓談を楽しみました.

5月にご逝去された佐藤昌三先生を偲び,日本館制作のビデオを視聴し,小峰名誉会長の音頭で献杯しました

献杯の音頭を取る小峰名誉会長

MBA同窓生・在学生の集合写真

工学・法学・会計学同窓生の集合写真

リベラルアーツ同窓生の集合写真

イリノイ大学同窓会会長の古市です.  本日は,皆さまに悲しいお知らせをしなければなりません.イリノイ大学名誉教授の佐藤昌三先生が2025年5月4日日曜日早朝(米国時間),心不全にてご逝去されました.享年91才でした.

This is Furuichi, President of the Japan Alumni Club. Today, we must share some sad news with you all. Shozo Sato-sensei, Emeritus Professor at the University of Illinois, passed away early Sunday morning, May 4 (U.S. time).

佐藤昌三先生は1933年5月18日神戸生れ,文化学院油絵科卒,在学中は陶芸と油絵を学んだ他,茶道と華道を修行.また,東京芸能学校第二期生としてタップ,バレエ,日舞,声楽,演劇史を学び,テレビや映画にも出演した他,鎌倉美術塾や横須賀の米軍基地で小中学校の美術を指導されました.

He was 91 years old. Shozo Sato-sensei was born on May 18, 1933, in Kobe. He graduated from Bunka Gakuin, where he studied ceramics and oil painting, as well as tea ceremony and flower arrangement. He also attended the Tokyo Performing Arts School, where he studied tap dancing, ballet, Japanese dance, vocal music, and theater history. He appeared in television and films, and taught art at elementary and middle schools in Kamakura and at the U.S. military base in Yokosuka.

1964年にイリノイ大学で客員芸術家として招聘の後,1975年にキャンパス内に日本文化の拠点「日本館(Japan House)」を建設.1999年には現在の新日本館が完成,現在は,佐藤昌三先生と奥様の故Aliceさんのお兄様・小倉氏を顕彰して,Ogura-Sato Annexの建設計画が進んでいるところでした.

In 1964, he was invited to the University of Illinois as a visiting artist. In 1975, he established the “Japan House,” a center for Japanese culture, on the university campus. In 1999, the new Japan House was completed, and currently, plans are underway to construct the Ogura-Sato Annex to honor Mr. Ogura, the brother of Alice, the wife of Shozo Sato-sensei. The project is currently in progress.

イリノイ大学日本同窓会のイベントとして会員の皆さんと佐藤昌三先生と故Aliceさんとでお会いしたのは,2019年3月4日のことでした.その際に佐藤昌三先生が皆さんに向けて書き下ろしていただいた「アメリカで60余年 日本伝統芸術を伝えて」を,添付いたします.

It was on March 4, 2019, that we had the opportunity to meet with all the members of the University of Illinois Japan Illini Alumni Association, along with Shozo Sato-sensei. We are attaching the essay that he wrote for everyone on that occasion, titled “Over 60 Years of Promoting Traditional Japanese Arts in the United States.”

Click to download an article written by Shozo Sato-Sensei

佐藤昌三先生を囲む会開催(2019年3月4日)

2019年3月4日(月) の18:00~20:00,東京神田神保町の富山房Folioで,奥様のアリス様と一緒に来日されたイリノイ大学芸術学部名誉教授の佐藤昌三先生を囲む会を開催しました.本会は佐藤昌三先生がご卒業された文化学院の同窓会「アーチの会」と合同で開催し,両同窓会からはほぼ半数ずつ合計47名が集まり,アーチの会の大橋智子さんと古市会長とがインタビュー形式で佐藤昌三先生にお話しを伺う形式で会を進めました.

開会の挨拶の中で,古市会長はこれまで多くのイリノイ大学への日本人留学生が旧日本館及び現在の日本館を訪れた事や,小山八郎記念奨学生をはじめ,佐藤先生のご自宅へ招かれた経験のある同窓会会員が多い事等を紹介しました.続いて文化学院同窓会会長の佐藤杏梨氏からは,佐藤昌三先生の学生時代のお話し等を紹介していただくとともに,文化学院が2018年に閉校となったこと等をご紹介いただきました.

続くインタビューでは,佐藤昌三先生から事前にいただいた日本館20周年記念誌や著書,写真をスライドショーの形式でスクリーンに上映しながら,大橋智子さんが様々な話題を次々と質問する形式で,佐藤昌三先生から次のようなお話しを流れるようにしていただきました.

佐藤昌三先生は1964年に渡米してイリノイ大学で客員芸術家として招聘された後,1975年に旧日本館を開館,その後1998年に現在の日本館建設に寄与され,2018年に20周年を盛大に迎えました.更に,今後は日本館を米国における日本文化の教育と発信を目的とするだけでなく,第二次大戦中における日米の関係等を伝承するための博物館としても機能させるべく,日本館増築のために新たに300万ドルを寄贈したお話し等を伺いました.

日本から米国イリノイ大学への寄付は,CBCCプログラムを利用することにより税額控除することができます.イリノイ大学日本同窓会とイリノイ大学基金との協力により,経団連CBCCプログラム一環として可能となりました.

イリノイ大学日本同窓会とイリノイ大学基金(英文名 University of Illinois Fundation)では,公益社団法人 企業市民協議会(英文名 Council for Better Corporate Citizenship (CBCC),経団連の呼びかけにより1989年9月に設立された公益社団法人)と協定を締結し,イリノイ大学に対する寄付について税額控除することが可能となりました. 経団連CBCCのサイト「第46回承認プロジェクト:2021年5月承認」部分に,その他承認プログラムと一緒に一覧が掲載されています.

公益社団法人であるCBCCは,寄附に対して税制上の優遇措置が適用される特定公益増進法人に該当します.これにより,CBCCが「国際貢献事業」と認定したプロジェクトにご寄附いただいた場合,企業はその金額を一般寄附金とは別枠で損金に算入することができます.また,個人の方は,特定公益増進法人等に対する寄附金の合計額(総所得金額の40%を限度とする)から2千円を差し引いた金額を所得から控除するか,寄附金の合計額(総所得金額の40%を限度とする)から2千円を差し引いた額の40%相当額を税額から控除するかのいずれかを選択適用することができます.

具体的な申込み方法等に関する問い合わせは, 同窓会に問い合わせしてください.イリノイ大学日本同窓会の本プログラム担当者が日本語で対応します. また,申し込み書はこちらからダウンロードすることができます.

また,本制度に関するイリノイ学側での詳細説明はイリノイ大学基金のサイトをご覧ください.

Reunion Party 2024 on Sunday, July 21st, 2024, from 12:30 to 15:00 @ 学士会館

2024年7月21日(日)12:30〜15:00 ,リユニオンパーティを東京・千代田区の学士会館で行いました.

On Sunday, July 21st, 2024, from 12:30 to 15:00, we had a reunion party in person at Gakushi Kaikan in Chiyoda-ku, Tokyo.

第31期JIC奨学生の佐藤真莉子さんが,2024年4月からニュースウォッチ9のキャスターとして活躍されていましたが,2025年4月からはNHKワールドへ活躍の場を移しました.佐藤真莉子さんは,慶応義塾大学に在学中第31期イリノイ大学日本同窓会小山八郎記念奨学生としてイリノイ大学へ1年間留学し,帰国後はTBSテレビに就職した後NHKに入局,2011年3月11日以降NHK福島局からNHK Worldを通して世界に向けて福島のことをレポートしていたことを,JIC会員の皆様には目に焼き付いているのではないでしょうか.その後本局を経てNHKのニューヨーク総局に移り,数多くのニュースを日本に向けてレポートされていたことも皆さんご存知でしょう.そして,2024年4月からNHK ニュースウォッチのキャスターとなり,1年間毎晩TVでご覧になっていたのではないかと思います.今後はNHKワールドから世界に向けて日本のニュースを発信されます.引き続き,佐藤真莉子さんのご活躍をJICとして応援したいと思います.

JICで長年会長を務め,リユニオンパーティや理事会でつい数年前までご活躍いただいた堂山昌夫先生が,令和6年1月2日にご逝去されました,享年96歳でした.

Dr. Masao Doyama, who served as JIC president for many years and was active in reunion parties and board meetings until just a few years ago, passed away on January 2, 2024, at the age of 96.

堂山先生は昭和2年2月8日生まれ,昭和27年に東京大学工学部冶金学科をご卒業の後,昭和29年から米国ノートルダム大学を経て昭和33年にイリノイ大学大学院でMS in Physicsを取得,昭和37年にPh.Dを取得の後,シカゴのアルゴンヌ国立研究所(ANL)でリサーチアソシエート,イリノイ大学大学院の訪問助教授を経て,昭和42年から東京大学工学部の助教授になりました.更に昭和50年には東京大学で工学博士を取得,教授となりました.その後名古屋大学工学部の教授を経て,西東京科学技術大学教授,平成7年に帝京科学大学理工学部教授となりました.

Dr. Doyama received MS in Physics from the University of Illinois in 1958, and received Ph.D in 1962. He bacame a Research Associate at Argonne National Laboratory (ANL) in Chicago and as a visiting assistant professor at the University of Illinois Graduate School of Engineering, before becoming an associate professor in the Faculty of Engineering at the University of Tokyo in 1967. In 1975, he received a doctorate in engineering from the University of Tokyo and became a professor. After that, he became a professor at the Faculty of Engineering, Nagoya University, a professor at the West Tokyo University of Science and Technology, and in 1995, a professor at the Faculty of Science and Technology, Teikyo University of Science.


2008年10月24日,イリノイ大学同窓会本文から感謝状を受け取った際の堂山先生(向かって右),向かって左は日本館から授与された感謝状を持つ原会長(当時)

JICの活動内容
イリノイ大学日本同窓会では次の活動を行っています
リユニオンパーティ
毎年6月あるいは7月に実施するレリユニオンパーティをはじめ,ご家族や友人の皆様と一緒に参加できるイベントを開催します
Reunion Party
We hold events that you can participate in with your family and friends, including a reunion party held every June or July.
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Japan Illini Club会員の皆様の活動の様子や最新のイリノイ大学情報等を共有するため,Newsletterを発行しています.
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会員間の情報共有
イリノイ大学日本同窓会会員の方との情報共有,情報提供等
Information Sharing
Sharing information and providing information to members of the University of Illinois Japan Alumni Association. Please use this for college events, book announcements, and other information.
小山八郎記念奨学制度
日本の大学に在籍する日本人の学生を,毎年4名選考し,イリノイ大学に授業料無料で送る制度です.国内の各大学でイリノイ大学との交換留学制度が充実してきたのにともない,42年目の2017年を最後に本制度は終了しました
Koyama Hachiro Memorial Scholarship Program
This program selects four Japanese students enrolled in Japanese universities each year and sends them to the University of Illinois free of tuition. As exchange programs with the University of Illinois have become more established at universities throughout Japan, this program came to an end in 2017, its 42nd year.
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