Japan Illini Club

University of Illinois Registered Alumni Association in Japan
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室賀洋子様が2018年9月30日に,カリフォルニア州El Cerritoでご逝去されました,享年86歳でした. 謹んでご冥福をお祈り申し上げます. News Gazetteの関連記事はこちら

室賀洋子様は1956年に故室賀三郎先生とご結婚され,ニューヨーク住まいを経て1964年にイリノイ大学のあるアーバナ市へ転入,イリノイ大学のWomen's Faculty Clubでご活躍された他,日本からの多数の留学生のお世話をされました.また,長年地元の小学校の図書館ではボランティア務めた他,日本館では書道を教える等,2006年にご家族がお住まいのカリフォルニアへ移動されるまで,イリノイ大学を訪れる日本人で室賀洋子様を知らない人はおそらくほとんどいなかったことでしょう.そこで,2003年にはイリノイ大学日本同窓会の主催で「室賀先生と洋子夫人に感謝する会」を開催致しました.

翌年2004年5月には故室賀三郎教授の叙勲に伴い来日,故室賀先生は日本のコンピュータ産業のパイオニアとして有名で,室賀先生を頼ってイリノイ大学への留学を果たした留学生・研究生は数百人を超えている思います.その後2009年に室賀三郎先生はご逝去され,2010年3月28日には「室賀先生を偲ぶ会」を行い,室賀洋子様にはスピーチをしていただきました.その後2014年4月28日(土)に来日された際には,イリノイ大学日本同窓会の小峰会長(当時),矢部副会長及び古市副会長(当時)をはじめとする同窓会会員の皆様と会食を楽しみました.更に,古市会長が2015年10月23日にイリノイ大学を訪問して佐藤昌三先生のお宅を訪れた際には,室賀洋子様も遊びに来られていてビックリしたとのことです.

日本からの留学生にとって,イリノイ大学といえばコンピュータ・サイエンスの室賀先生と室賀洋子様,今後も同窓生はこの二人との想い出を語り続けることでしょう.

2015年10月23日にアーバナの佐藤昌三先生宅で(古市会長が撮影)

2014年4月28日にパレスホテル東京で

2010年3月28日に実施した「室賀三郎先生を偲ぶ会」にて

2004年5月 瑞鳳中綬章叙勲時

2003年5月17日に実施した「室賀三郎先生と洋子夫人に感謝する会」にて

第31期JIC奨学生の佐藤真莉子さんが,2024年4月からニュースウォッチ9のキャスターとして活躍されています.佐藤真莉子さんは,慶応義塾大学に在学中第31期イリノイ大学日本同窓会小山八郎記念奨学生としてイリノイ大学へ1年間留学し,帰国後はTBSテレビに就職した後NHKに入局,2011年3月11日以降NHK福島局からNHK Worldを通して世界に向けて福島のことをレポートしていたことを,JIC会員の皆様には目に焼き付いているのではないでしょうか.その後本局を経てNHKのニューヨーク総局に移り,数多くのニュースを日本に向けてレポートされていたことも皆さんご存知でしょう.そして,2024年4月からNHK ニュースウォッチのキャスターとなり,毎晩皆さんもTVでご覧になっているのではないかと思います.引き続き,佐藤真莉子さんのご活躍をJICとして応援したいと思います.

Ms. Mariko Sato, who delivered many news reports from NHK's New York General Bureau until March 2024, has been working as an anchor for Newswatch since April this year. After returning to Japan, she worked at TBS Television before joining NHK, and after March 11, 2011, she reported on Fukushima to the world through NHK World from NHK Fukushima station. I am sure that JIC members are familiar with the fact that after March 11, 2011, he reported on Fukushima to the world through NHK World from NHK Fukushima station. After that, he moved to NHK's New York bureau, where he reported many news items to Japan. She became an anchor of NHK Newswatch in April 2024, and I am sure you have been watching her on TV every night. The JIC would like to continue to support Ms. Mariko Sato in her endeavors.

JICで長年会長を務め,リユニオンパーティや理事会でつい数年前までご活躍いただいた堂山昌夫先生が,令和6年1月2日にご逝去されました,享年96歳でした.

Dr. Masao Doyama, who served as JIC president for many years and was active in reunion parties and board meetings until just a few years ago, passed away on January 2, 2024, at the age of 96.

堂山先生は昭和2年2月8日生まれ,昭和27年に東京大学工学部冶金学科をご卒業の後,昭和29年から米国ノートルダム大学を経て昭和33年にイリノイ大学大学院でMS in Physicsを取得,昭和37年にPh.Dを取得の後,シカゴのアルゴンヌ国立研究所(ANL)でリサーチアソシエート,イリノイ大学大学院の訪問助教授を経て,昭和42年から東京大学工学部の助教授になりました.更に昭和50年には東京大学で工学博士を取得,教授となりました.その後名古屋大学工学部の教授を経て,西東京科学技術大学教授,平成7年に帝京科学大学理工学部教授となりました.

Dr. Doyama received MS in Physics from the University of Illinois in 1958, and received Ph.D in 1962. He bacame a Research Associate at Argonne National Laboratory (ANL) in Chicago and as a visiting assistant professor at the University of Illinois Graduate School of Engineering, before becoming an associate professor in the Faculty of Engineering at the University of Tokyo in 1967. In 1975, he received a doctorate in engineering from the University of Tokyo and became a professor. After that, he became a professor at the Faculty of Engineering, Nagoya University, a professor at the West Tokyo University of Science and Technology, and in 1995, a professor at the Faculty of Science and Technology, Teikyo University of Science.

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日本から米国イリノイ大学への寄付は,CBCCプログラムを利用することにより税額控除することができます.イリノイ大学日本同窓会とイリノイ大学基金との協力により,経団連CBCCプログラム一環として可能となりました.

イリノイ大学日本同窓会とイリノイ大学基金(英文名 University of Illinois Fundation)では,公益社団法人 企業市民協議会(英文名 Council for Better Corporate Citizenship (CBCC),経団連の呼びかけにより1989年9月に設立された公益社団法人)と協定を締結し,イリノイ大学に対する寄付について税額控除することが可能となりました. 経団連CBCCのサイト「第46回承認プロジェクト:2021年5月承認」部分に,その他承認プログラムと一緒に一覧が掲載されています.

公益社団法人であるCBCCは,寄附に対して税制上の優遇措置が適用される特定公益増進法人に該当します.これにより,CBCCが「国際貢献事業」と認定したプロジェクトにご寄附いただいた場合,企業はその金額を一般寄附金とは別枠で損金に算入することができます.また,個人の方は,特定公益増進法人等に対する寄附金の合計額(総所得金額の40%を限度とする)から2千円を差し引いた金額を所得から控除するか,寄附金の合計額(総所得金額の40%を限度とする)から2千円を差し引いた額の40%相当額を税額から控除するかのいずれかを選択適用することができます.

具体的な申込み方法等に関する問い合わせは, 同窓会に問い合わせしてください.イリノイ大学日本同窓会の本プログラム担当者が日本語で対応します. また,申し込み書はこちらからダウンロードすることができます.

また,本制度に関するイリノイ学側での詳細説明はイリノイ大学基金のサイトをご覧ください.

イリノイ大学日本同窓会会長の古市氏は,1994年にイリノイ大学大学院でMS in Computer Scienceを取得しましたが,その時の研究成果を現在はTVの歴史番組等にも活かしています.近いところでは,2023年7月5日(水)にNHK総合 16:15-17:00に再放送される「歴史探偵 武田信玄最強の秘密」で古市研究室で制作したゲームを用いてその秘密を解明します.キーワードは,ミッションコマンドです.よろしければ,録画予約等をしてご覧ください.

Reunion Party 2023 was held on July 1st, 2023, at Hotel Grand-Hill Ichigaya, Tokyo. 66 attendants gathered, thank you very much! 16 of attendants were currently enrolling students!!, we have experienced the power of online degree courses stated by UIUC. However, many of them have never experienced to visit Urbana-Champaign, and JIC would like to support them to visit campus some day!


集合写真(参加者全員)

2023年7月1日(土)12:00〜14:00 ,2019年以来4年ぶりに対面形式でリユニオンパーティを東京・千代田区のホテルグランドヒル市ヶ谷で行い,66人のイリノイ大学同窓生および在学生等が集まりました.今年度の特徴は,在学生または今年卒業または修了した皆さんが16人も集まったということ.イリノイ大学日本同窓会として,在学生がこれだけ集まったのは過去最高と思います.ご参集いただいた皆様,どうもありがとうございました.


集合写真(現役在学生とポスドク等)

小山八郎記念奨学制度が2017年に終了して以来,今後同窓会の会員が減るのではないかと危惧してましたが,実際には,イリノイ大学への日本からの留学生が増加していると共に,今回は初めて東京大学から交換留学生としてイリノイ大学に留学していた2名の学生さんに参加していただいたことから,今後は同窓生が従来以上に増えていくことを実感しました.ただ,現在の留学生はオンラインプログラムの方が多いため,アーバナ・シャンペンには行ったことがない方が多いため,街の近況等について語ることができなかったのは,先輩の同窓生としては少し残念に思いました.ぜひとも,機会をみつけてキャンパスを多くの留学生が訪れてもらいたいと思います.

いずれにせよ,これだけ多くの世代が一様に集まる海外の大学の同窓会は我が国では珍しいのではないかと思いますが,今後もこの体制でイリノイ大学日本同窓会を続けたいと思います. 今年参加の機会を逸した皆さんは,また来年機会があります,楽しみにしていてください! それから,この記事を見てイリノイ大学への留学に興味を持った方は,何をイリノイ大学で学びたいか明確になったら...

2006年度の小山八郎記念奨学生(第31期)の佐藤真莉子さんが,35年の歴史にブロードウェイで幕をおろしたオペラ座の怪人と日本人の方に関して取材された記事が,NHKのサイトに掲載されました.佐藤真莉子さんはNHKに入局後福島局,社会部,国際部を経て現在からNY総支局に勤務されており,イリノイ大学で学んだジャーナリズムが現在の仕事に活かされています.今後も,NHKのNYからの佐藤さんによるレポートをご期待ください.

JICの活動内容
イリノイ大学日本同窓会では次の活動を行っています
リユニオンパーティ
毎年6月あるいは7月に実施するレリユニオンパーティをはじめ,ご家族や友人の皆様と一緒に参加できるイベント(和太鼓を楽しむ会,そば打ちを楽しむ会,能・狂言を楽しむ会等)等を開催します
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Reunion parties
毎年6月あるいは7月に実施するレリユニオンパーティをはじめ,ご家族や友人の皆様と一緒に参加できるイベント(和太鼓を楽しむ会,そば打ちを楽しむ会,能・狂言を楽しむ会等)等を開催します
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会員間の情報共有
イリノイ大学日本同窓会会員の方との情報共有,情報提供等
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会員間の情報共有
イリノイ大学日本同窓会会員の方との情報共有,情報提供等.カレッジ毎のイベント,著書等の案内等でご活用ください.
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小山八郎記念奨学制度
日本の大学に在籍する日本人の学生を,毎年4名選考し,イリノイ大学に授業料無料で送る制度です.本奨学制度は小山八郎記念奨学制度として知られているとてもユニークな奨学制度でしたが,国内の各大学でイリノイ大学との交換留学制度が充実してきたのにともない,42年目の2017年を最後に本制度は終了しました
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Koyama Hachiro Memorial Scholarship Program
日本の大学に在籍する日本人の学生を,毎年4名選考し,イリノイ大学に授業料無料で送る制度です.本奨学制度は小山八郎記念奨学制度として知られているとてもユニークな奨学制度でしたが,国内の各大学でイリノイ大学との交換留学制度が充実してきたのにともない,42年目の2017年を最後に本制度は終了しました
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